勅宣採燈大護摩供式典

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英彦山勅宣採燈大護摩供式典ご挨拶

英彦山勅宣採燈大護摩供、火生三昧の儀式開催にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。

この英彦山神宮は、現在は神道の神社でありますが、以前は「神」と「仏」とが一緒に祀られる神仏習合であったと伺いました。そして、東北の出羽三山と、熊野三山とならぶ日本三大修験の霊山として全国に名を轟かせ、往時は2万の山伏と4000の宿坊を抱えた西国一の修験の山として栄えていたそうですから、大変な文化の発信基地であったのだろうと思います。

現在の若い方は、修験道という民俗宗教が、広く日本に根付いていたことも知らないのではないかと思います。ところが、意外なところに修験道は今も活きています。
たとえば、国技の相撲は「修験道の天狗相撲」が変化したものです。ハッケヨイの八卦も、歌舞伎役者が天狗の様な装束をしますが、カラス天狗、歌舞伎、お能も修験道、更には華道、茶道などもみな修験道から生まれたそうです。

本日、私がこの席におりますのは、昨日から真夜中の山中を、求菩提山からこの英彦山まで夜通しで歩き、今、山頂の上宮からこの会場に向かっておられます、六峰会修験本坊、求菩提山の畠中御住職とのご縁からでございます。
その畠中御住職の出会いの中で、修験道から生まれた結界という技術が、今世界の環境と生命を救おうとされている事実、真実をご紹介いたします。
群馬県の敷島公園という、松が有名な公園ですが、この松が酸性雨で枯れて全滅しかけていたのが、結界によって3ヶ月で甦り、マツタケが採れたというのです。このことで林野庁が本気になり、日光国立公園の男体山を囲む10km×6.5kmという広い範囲に4枚のセラミックで結界をしたら、酸性雨の森がわずか3ヶ月で甦ってしまったのです。

当時、私は参議院議長をしておりましたので、この報告を農水省と環境省の大臣に伝え、すぐに導入検討を指示いたしました。
その後、畠中御住職はドイツの黒い森、シュバルツバルトの研究所で検証して、2年かけて南極大陸の結界をされました。これによりオゾンホールは止まりました。北極にも行かれて地球温暖化を止めるという取り組みをされています。
このことは、アメリカのブッシュ大統領にも報告され、クリントン元大統領、ヒラリークリントン夫妻にも高く評価されております。
英彦山も求菩提山も修験のお山ですから、この地から生まれた結界という技術が、今や酸性雨やオゾンホール、地球温暖化、種の絶滅を防ぐなどの地球の最も困難な問題解決のために、世界で活かされている事実を知って頂きたいと存じご紹介いたしました。

その畠中御住職から、英彦山と求菩提山が共に護摩供養の儀式を行うのは実に520年ぶりのことで、さらには、天皇の勅使の命によって執り行われる勅宣採燈護摩供が英彦山で行われるのは、歴史上初めてのこととお伺いしました。
皆様は今、大変な場に立ち会われている訳です。

本日、ここに富士山の村山浅間神社の総代 山本宮司がご臨席ですが、今般富士山が世界文化遺産に登録されたのも、そこには修験道という文化が根付いているということを忘れてはならないように思います。
この英彦山は、歴史的背景を見れば、富士山、熊野三山に並ぶ歴史と、優れた固有の文化をもっており、本日のこの英彦山勅宣採燈大護摩供、火生三昧という歴史的なイベントを機に、私はこの英彦山を世界文化遺産として広く世界に知って頂くべきではないかと思いますが、いかがなものでしょうか。
誠に、勝手なことを申し上げましたが、本日この地で開催された記念を祝しまた、お集まりいただきました皆様のご健勝を祈念いたしまして、一言ご挨拶を申し上げます。

本日は、誠におめでとうございます。

2013年10月13日
元参議院議長 倉田寛之


麻生副総理からの祝電

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