峰中修行会

峰中修行会
峰中修行会
求菩提山 鬼神社護国寺にて、入峰者の身分改めが行われる。

峰中修行会とは

峰中修行会とは、過去の自分を捨て去り、生まれ変わりを体験するために行われる修験道の擬死再生の修行のなかでも最も重視される修行であります。
求菩提修験では、山を母なる大地、胎内と考え、丸一日夜、飲食を断ち山駈けすることで、地獄や餓鬼の苦しみを経ながら仏としての悟りを得るという、生まれ変わりを表す十種の修行(十界修行)をおこなっていました。いったん象徴的に死んだ修行者が曼荼羅とされている山岳に入り、それを母の胎内になぞらえ、種々の苦行を積み重ねて「仏」として出生することが修行の目的であったのです。峰入・入峰とも言われております。
※十界修行・・・仏教で六つの迷界と四つの悟りの世界

求菩提山 出立式

出立式

初日、日没迫る求菩提山の麓に、伝統的な市松模様の衣躰(えたい)に身を包んだ百数十名の入峰修行者たちが集合。大先達より、入峰の意味、意義等の説明、行中の様々な注意事項を受けた入峰修行者の緊張と興奮。張り詰めた空気に夕闇が注ぎ込みます。

求菩提山 入峰式へ

行列峰行の指揮

「オタ〜チィーーッ」の勇ましい声と法螺の音が、薄暗闇の杉木立ちの中に響きわたり、行列峰行の指揮に先駈け、先頭旗、法螺、大先達、母理先達、奉行、導師、新客の順に次々と山道を歩き始めます。

「これより山内」坊中結界石前

承けたもう

求菩提山の坊中結界石前にて山伏問答。
母利先達より、「御免つかまつる、これより山内にて候、お駈け召されい」と問われ、「承けた、承けた、承けたもう〜っ」と答えた入峰行者のみ、鬼神社護国寺にて入峰式を受けることができるのです。

結界門

結界門・東の大鳥居山

結界門を一刀、切り落とす大先達。入峰修験者たちの行列がの入り口の鳥居(女性の股)を潜り、参道(産道)を通り、鬼神社護国寺へ上がっていきます。

笈箱

笈箱

笈箱(おいはこ)は、法具,仏像,経文,衣類などを納めて背負い歩く箱。

三角梵天が鬼神社護国寺へ放り込まれる時、受精となる。

三角梵天の放込み

三角梵天が鬼神社護国寺へ放り込まれ、受精となります。

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