入峰許可証・祈願札授与

六道輪廻の六道とは、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天という六つの迷界を指し、衆生が六道の間を生まれ変わり死に変わりして迷妄の生を続けることを六道輪廻と言います。人間である私たちの寿命が尽きて赴くところは、生前において私たちが為したカルマ(行為)、すなわち善行、悪行によって決まります。大罪を犯したり、悪事を重ねた人間が霊界における地獄や餓鬼や修羅の領域に落ち、凡庸なる生を終えた人間は人間界という領域に赴き、より多くの善行を為した人は天界という領域へと昇って、そして再び物理現象界での人間としての生を享けるまでの間、それぞれの霊性領域での人生を送ることになります。〈類は 友を呼ぶ〉という格言どおり、死者は自己の意識波動と調和する意識を有する霊たちが集まったところへと引き寄せられるのです。

しかし、地獄に堕ちた方のほとんどは、自分が地獄に堕ちたことを納得していないようです。一番に「自分は何も悪い事をしていない」と主張なさいます。次に「私は不幸だった。しかし不幸だった理由は私が悪かったのではなく、他の者が悪かったのだ」と決して自分が悪かったことは言いません。例え不幸と思える事でもそこには因果の法則が働いているのです。自分の想いがその現象を引き寄せているのです。

お施餓鬼は皆様方のご先祖様を始めとして一切の過去精霊様や無縁精霊にお塔婆を上げ供養することでございます。
その起源は遠くお釈迦様の十代弟子の一人に阿難尊者という偉い方が、お釈迦様の教えを受けて行われたもので、大変に功徳のすぐれた法要で、日本でも古くから行われて居ります。施餓鬼会の因縁を説かれた「救抜焔口 餓鬼陀羅尼経」によりますと、ある夜中に阿難尊者の前に焔口餓鬼が現れて「お前の命はもう3日で尽きるのだよ、そして死んだら餓鬼道において、我々のような醜い姿になるんだよ」と鬼気せまる恐ろしい形相で申します。阿難尊者はびっくりして餓鬼に「どうしたら死からのがれ、餓鬼道に落ちることから救われるかを尋ねると、餓鬼が申すには「お前は明日百千の餓鬼と婆羅門と仙人とにそれぞれ一斛づつの飲食を施し、それから仏法僧の三宝に供養しなさい、そうすればお前の寿命は増し、我もまた餓鬼の苦からまぬがれることが出来るのです」と餓鬼は答えました。
これを聞いて阿南尊者は早速お釈迦様に救いを求め、教えの通り実行いたしましたので、その功徳によって餓鬼を救い寿命を延ばし、福を得ることができた。と説かれております。

ご先祖様あっての私たちなのです。この当たり前の尊さを忘れず、かけがえのない「いのち」を頂いたご先祖様をおまつりし感謝の心を捧げたいものです。
年に一度のありがたい法悦に浴され、ご先祖様をはじめ、一切の精霊様をご供養いたしましょう。
宝地院 盂蘭盆会では、皆様方よりお預かりいたしましたご尊家精霊様のご供養におきまして、最新の高度な技術と、紀元前より続く伝統の作法を厳修いたしております。
どうぞ、これからのご発展とご多幸をお楽しみになさって頂きたいと存じます。            
宝地院では、この数年来の国内外の約十万件以上にも及ぶ膨大なデータをもとに、各家ご先祖供養ならびに特別供養、英霊供養を修法させて頂いております。
ご供養により、ご先祖様の情報を消すということは、ご先祖様が生前苦しまれた病気、怪我、精神的障害、トラウマなど、業(カルマ)・因縁・バチ・生霊・囲い・障り・餘殃等の情報を処理(とり)、八洲一宇の御作法、またアバター御作法により高いお浄土へお送り申し上げるということでございます。

宝地院の先祖供養をお受けになられることで、ご家族の方々、お身内の方々、親しいお身内、そして遠いお身内の方々の、性格や行動、言動、学力、仕事のレベルアップ、会社の社会的地位の向上につながり、病気、トラブル、事故なども、不思議なほど消滅してしまいます。そこには穏やかで、優しいあなたと家族、そしてお身内がいることに気づかれるでしょう。

また、お身内だけではなく会社の全社員の供養(社員供養)では、ご家庭も会社も、そして会社の製品商品も変わり社会も変わり、それは地域や社会に広がり、盂蘭盆会供養による変化の大きさに驚かれることと思います。
 簡単に申し上げますと、ご先祖様の情報によって振り回されないようにする、ご先祖様の業、因縁・バチの情報の通りに、子孫が病気、ケガ、性格、持病、大病にならないようにする方法であるとご理解下さいませ。

健康で家族が皆仲良く、人の事が気にならず、常に向上心を持ち、病気も無く、楽しく明るく、兄弟喧嘩、家庭内別居がなくなり、子供達がのびのびと成長していける家庭となることでしょう。
また、家の中がいらいらしなくなり、病気や老いがなくなります。そして住みやすい環境となり、お花も枯れず、料理の味も良くなることでしょう。ひいては、地域、市町村、都市、国家が活き活きと活性化し繁栄していくことにも大きく影響してまいります。
このような事例におきまして、今年も、「各家ご先祖様記入表」を添付させていただきました。ご尊家様でお調べいただき、もし、まだご供養されていない遠いご縁のある仏様がいらっしゃいましたら、年に一度の、このありがたい盂蘭盆会におきましてご供養をお勧め申し上げます。
また昨年の盂蘭盆会以後にお亡くなりになられましたご先祖様、そして遠い有縁様も合わせてご供養申し上げますので、お申し込みくださいませ。
お一人でも多くの方々にご先祖様を供養していただき、皆様が明るく、健康で、ご家族、ご家庭、ご職場が、豊かに恵まれたものになっていただけるならば大変嬉しく存じます。
どうぞ皆様、素晴らしい未来作りに、そして自分作りに邁進(まいしん)して下さいませ。

合掌

求菩提山 宝地院
畠中 卓明